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引っ越しのプロ
 我が社(リクルートリサーチ)は、リクルート本体から独立後、10年間に渡って毎年オフィスの引っ越しを続けてきた。その理由は、私達が1フロア所帯で、リクルートグループの組織変更時にあちこちでポッカリと空いたスペースを埋めるのに適していたから(だと思う)。

 年に一度、引っ越しをしているので、「Nビル時代」「溜池時代」など、年度がビルで語れるというメリットもあった。私は入社当時の「溜池」から浜松町→勝どきと2回引っ越しを経験し、その後は何故か勝どきに腰を落ち着けて、早7年が経とうとしている。

 2回の引っ越しで感じたことは、さすがに年中行事となっているためか、先輩達の手際がよいこと。引っ越し間際には臨時の“引っ越し委員会”なるものが発足し、メンバーをしきり、いろいろな手配をする。
 個々のメンバーレベルでは自分の身の周りを整理する。その頃になると、まわりはみんな妙に優しく(?)なって、「のりこ、この本あげるよ。勉強になるから読みな」とか「ごめん、これ、借りっぱなしだった」というメモとともに色々なモノが机の上に置かれる。要するに“年に一度の大掃除”だ。

 「私達は引っ越しのプロよ」と行っていたメンバーも7年の時の流れの中でだんだんといなくなり、残っているメンバーも飛ぶことを忘れた鳥のようになってきた。
 引っ越しをしなくなってからも、時折り席替えがあって、しばらくはその腕を発揮していたものの、だんだんと皆、さぼるようになり、極力席替えをしないですむようにしたり、机の上のモノをそのまま平行移動させるような輩が増えてきた。

 私自身、仕事が忙しくて、引っ越し作業日までの準備もまったく出来ず、当日もまわりがバタバタとしている中、取り残されていった時など、「やらなくちゃ」と気持ちは焦るものの、結局は「整理しようと考えるからいけないんだ」という結論に達し、いるのモノ、いらないモノもとにかく片っ端から箱詰めして新しい席に移しちゃうという技(?)を覚えてしまった。

 今まで記憶にある住みかの引っ越しはアメリカから帰国した時と、結婚してここに移ってきた時だ。帰国時は担当範囲は自分の部屋だけ。しかも、親を置いて一人で出てきているので、必要なものだけ持っていく、言い換えれば「とりあえずいらないモノは置いていく」ということができた。この時は引っ越し先が4畳半だったので、荷物の置き方についてあらかじめものすごく検討した。先に帰国していた兄に部屋の写真をあらゆる角度から撮ってもらい、細かい計測もしてもらった。作り付けの本棚があったので、このサイズも計る。大きな本棚のそれぞれの棚の高さを知ることによって、その中に何を何処に置くかまで考えていった。基本的に凝り性なのだ。しかし、この時は家具は一切持っていかなかった。日本にあるモノを使った。

 そして結婚の時の引っ越しは、今まで自分の住みかが4畳半だったところから3LDKへの引っ越し。同じく家具はほとんど持っていかない。すべて新しく購入し、家具屋や電気屋に運んでもらった。この時も、住みかの方が先に空いていたので、時間をかけて計測し、置き場所を検討し、そこにぴったりの家具を買った。そして今、そのすべてがここにある。その上、最近買った電化製品がウヨウヨと...。

 今年私は個人的に引っ越しをする予定。現在、私の家の中は絶対的にモノが多い上、と〜〜〜〜っても散らかっている。今度はきっぱりとここを明け渡さなければならない。しかも、想像するに、新しい住みかは今よりも狭い所になるだろうから、すべての家具を持っていくわけにはいかないだろう。かといって、実家に預かってもらおうにも、数年前の改築で物置はなくなり、その頃既に結婚して家を出ていた私だから、「私の部屋」というものももうない。逃げ場がどこにもないわけだ。

 引っ越しを機に、この散らかり様をどうにかしたい。思いっきり整理したい、という気持ちと、忙しいんだから、そのまま平行移動させてしまいたいという思いが交錯しているが、現実を考えると、思い切った整理が必要なのは明らかだ。あ〜、だんだん気が重くなってきた。困ったな。  

あなたの足跡を残そう!
  


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