引っ越し!
=== 1999.6.12-13 ===
私事ですが(って、このコーナーはみんなそうなのよね)、この度、引っ越しをしました。 前々から「今年は引っ越すぞ」と思っていたのですが、なかなか行動に移せずにいたんです。でも、4月の末に、前に住んでいたマンションで漏水事件があり、翌月の5月にその修繕工事をすることになり、「これはチャンス!」と引っ越しを決めました。何故チャンスかって、そもそも親の持ち物だったそのマンション、「そろそろ売りたいから出て欲しい」と言われていたのだ。だから、上の階の人の負担で大幅リフォームをしてもらえて、こりゃいいタイミングって思ったわけです。 |
普通、住居を決める場合はもっと悩むんだろう。普通はね。でも、私ってば衝動買いが好きというか……といっても、今回は別に家を買ったわけではないけどね、賃貸よ、さすがに。でも、何度もここに足を運ぶのも嫌だったし、あまり悩むのは好きじゃないの。ウエディングドレスだって、最初に行った店で2番目に着たものに決めたくらいだから。 とある土曜日、ワゴンの例会の前に不動産屋を訪ね、「3LDK」「予算上限13万円」「駅から徒歩10分以内」という条件を出したら、「そんな物件はありません」と即答されました。で、「じゃあ、15万円まで」って言ったら14万5000円から18万円くらいまでの物件の間取りを10件くらい見せてもらって、そのうちまあまあ気に入ったのが4件。そのうち「今日見れます」ってのが2件だけあって、これを早速見に行った。 一件目の物件は結構いい。風通しはいいし、日当たりもいい。メゾネットタイプで間取りも気に入った。ちょっと古いけど(築20年)。で、2件目の物件。これはもう一目見て「駄目」と思った。間取りがよくない上にいろいろセンスが悪かった。というわけで、「1件目に決めます」となりました。 不動産屋さんもまさかその日に決まるとは思ってなかったでしょうね。あんなちょっぴりの対応で一か月分の家賃と同額の仲介料が転がり込むんだから上客よね、私ってば。 |
“善は急げ”で6月1日入居の契約をすることにした。が、6月1日までは残り一週間くらいしかなかった。5月末日までに何とか書類を揃えて契約。それからが大忙し。 まずは新居の隅から隅までまで採寸すると同時に、カーテンを取り付ける。これは前住んでいたところの近くのホームセンターで購入したんだけど、安いものを選んだつもりがお会計をしてみると、な、なんと、ななまんえん! カーテンって高いのね……。窓ひとつあたり、レースカーテン2枚、ドレープ2枚の計4枚で、今度の家は窓が5箇所もあるもんだから、4×5=20枚。1枚3000円でも6万円だもんね。しょうがないか。 次に持っていく家具のサイズをすべて計り、どこに何を入れるかをパソコン上で検討。立派な間取り図&家具配置図を作成しました。(でも、引っ越し屋さんはあまり見てくれなかったの……) |
引っ越しはクロネコヤマトの“らくらくパック”を利用しました。高かったです。もちろん。でも、らくらくパックでなければ引っ越しできませんでした。 土曜日に梱包。朝8時半にスタッフがどどどっとやってきて、まずは女性の担当者についてまわり、それぞれの家具およびその中身や周辺に転がっている物を新居のどこに配置するかを指示していきます。するとその女性は番号を書いたガムテープをビシビシと貼っていく。それに従って梱包スタッフがバシバシとつめていく。そして、最終的には力仕事担当のスタッフがガンガン運び出す、という段取り。 打ち合わせの時は「3時くらいには終わる」ようなことを言っていたけど、うちって結構物が多かったのか、結局すべてが片付いたのは夕方の6時半でした。およそ10時間、私自身はあまりすることはなく、前の晩徹夜で片付けをしていたのでバタバタと梱包作業をしているスタッフの横でぐーすか寝ていました。 翌日新居に搬入&開梱作業となったわけですが、今度はそんなに楽じゃない。「これ、どこに入れますか?」という質問もいっぱい飛んでくるし、前はあったけど、それに相当する収納がない部分が多くて、行き場を失った物が続出。そういうものは箱のままにしてもらったので、結局自分で片付けなくちゃいけない。 荷物が運び込まれたばかりの瞬間って家中に段ボールがうず高く積まれていて、足の踏み場がないどころか、視界が全くない状態でした。そんなタイミングでお手伝い部隊が到着したもんだから、「ごめーん、座るところもないよぉ」ってな感じ。唯一の空間がベッドの上だったりして……。 |
新居のよいところ、悪いところを旧居と比較してみましょう。
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